高専入学を考えている中学生たちへ
※この記事は、筆者の独断と偏見により構成されています。 ※偉そうなこと言ってますが筆者はしがない三流エンジニア(?)であり、権威も何も無いです。 冷たい空気が鼻孔をくすぐる今日この頃、いかがお過ごしだろうか。 今年高専を受験する人たちにとってはもう遅いかもしれないが、題名の通り高専に入学しようか迷っている方たちに向けて何か有益な情報を提供できたら良いなと思いこの記事を執筆している。 筆者が高専に入学することを決意した経緯 私は、中高一貫の中学校に通っていた。その学校は、所謂自称進学校というやつで、嫌いではなかったがその学校の教育方針に自分があっていないなーというのは常々思っていた。そんなとき、ニコニコ動画に投稿されていたある動画を見た。その動画のタイトルは、 全力でレポートを自動で書くロボットをつくってみた 。この動画がきっかけで高専という存在を知った。その後色々と調べてみた結果、高専の制度は自分と良く合っているなと思い始め、そのまま流れで高専に入学した。 高専に入学することはそんなに難しくはない この題名は少し語弊を生みそうだが、高専の偏差値はおおよそ平均値程度であることや試験内容が前期中等教育の内容を理解していれば解けるものであること等を鑑みてそんなに難しくないと表現した。しかしここで言いたいのは、高専のレベルが低いだとかそういうことではなく、選択肢のひとつとして高専は十分目指しやすい学校であるということである。 高専は自由な高校ではない 高専は自由な校風であることからよく自由な高校であると勘違いされてしまう。自由な学校へ行きたいという理由ならば高専はおすすめしない。高専は確かに自由だが、裏返して言えば放任主義すなわち教員はそこまで面倒見が良くない。このあたりは大学を想像してもらえれば良い。レポートを提出しなければ、無言で点数が消え去るし、出席時間が足りなければ単位が取得できず、必修単位を落とすと留年する。だから自由だからという理由で高専へ入学するのはおすすめしない。 あなたも見たことがないだろうか、「高専はやめとけ」と言っている高専生を。彼らの大半がこのパターンで入学した高専生だ。 愉快な教員 先程教員は面倒見が良くないと言ったが、これも少し語弊があって何か授業内容や、先生の専門のことで質問をすると熱意を持っ...